ペットの葬儀社・火葬場の選び方

目次
大切なペットとの「最後のお別れ」
これまで「愛猫介護日記」として、18年という長い間筆者と一緒に暮らしてきた我が家の愛猫・ベンジャミンの介護から死亡、荼毘に付すまでをお伝えしてきました。
迎えた頃は小さな子猫だったベンジャミンが老い、病気になって亡くなるまでを見届けるのは、正直とてもつらい体験でした。
(子猫時代のベンジャミン。当時の携帯電話のカメラで撮影)
しかしリアルな問題として最も頭を悩ませたのは、愛猫が亡くなった後の葬儀をどうしたらいいのか、火葬はどこでしてもらえばいいのかということ。
筆者の母親も過去に猫を飼った経験がありましたが、その時の猫は当時のかかりつけ獣医で荼毘に付されたとのことで、筆者も同じように…とはいきません。
そこで、大切な猫との最後のお別れをどうすればいいのか、筆者なりに調べました。
ペットの火葬場の種類と相場
インターネットで
「ペット 火葬 ○○(地域名)」
の3つを入れて検索すると、沢山のペット霊園やペット火葬場のサイトが出てきます。
それらを見ると、ペットの火葬プランは大きく分けて
・合同火葬(他のペットと一緒に火葬され、遺骨は原則合同供養され、返骨されない)
・個別火葬(1体ずつ個別に火葬され、遺骨は返骨される)
の2つに分けられ、個別火葬には更に
・火葬場まで飼い主や参列者がペットを連れて行く
・火葬車で自宅まで訪問火葬に来てくれる
・スタッフが拾骨し返骨してくれる
・参列者立ち合いで拾骨し返骨してくれる
などがあります。
飼い主の都合に合うスタイルが選べるようになっているのは、ありがたいことです。
また人間と同じような位牌や、遺骨の一部を収めて持ち歩けるメモリアルカプセルなども扱っていたり、自宅まで訪問して湯灌・納棺など人間同様の「お別れ会」をやってくれるところもあるようです。
気になる費用は、合同火葬が比較的安くて3000円~8500円程度、個別火葬は参列者の立会いや拾骨などがあるかないかで料金に変動があります。
・スタッフにより拾骨して骨壷を返してもらう・・・15000円前後
・参列者の立会いあり・・・17000円~20000円前後
ただしこれは「最安値」です。ペットの種類や体重によっては、料金がこれより高くなる場合もあります。
最終的に筆者が選んだのは
筆者も最初はネット検索をしてみましたが、出てくる結果が多すぎて、どこにしたらいいのか分かりませんでした。
そこで愛猫のかかりつけの獣医さんにも相談したところ、地域のペット火葬場をいくつか教えてくださいました。
その中から最終的に筆者が選んだのは、地域に4つある公営の斎場のうち、唯一ペット火葬も行っている斎場でした。
また、ベンジャミンは人間が大好きでしたが、その一方で猫とは生涯ほぼ全くコミュニケーションを取る機会がありませんでした。
だから「合同火葬・供養」でいきなり他の猫や動物に囲まれるのは少しかわいそうかな、と思い、個別火葬としました。
ちなみに死亡時のベンジャミンは老衰で痩せ細っていましたが、棺桶代わりの箱の重さと合わせると2kgを超えていたため、火葬料金は「最安値」とはならず、20000円かかりました。
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