『ジョジョの奇妙な冒険』で大人気のボストンテリア「イギー」
アニメで大人気のキャラクター「イギー」とは?
わんにゃん王国ではこれまでに、動物のキャラクターが登場する漫画やアニメをいくつかご紹介してきました。
その中でも、ちょっと異色なキャラクターが、『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部『スターダストクルセイダース』に登場して大人気の、ボストンテリアの「イギー」ではないでしょうか?
(参考リンク:『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』)
コーヒーガムが大好きで、犬とは思えない知能とプライドの高さがなんとも憎めないイギーとは、いったいどんな犬なのでしょうか?
ニューヨーク出身のイギーはノラ犬の帝王として君臨!
イギーは元々、血統書付きのボストンテリアとして誕生し、裕福な飼い主によって飼育されていました。
しかしその知能の高さから人間を「大マヌケ」と見下し、飼われることを嫌って「野良犬の帝王」となり、ニューヨークの犬社会に君臨していました。
(画像出典:Pixabay)
そんな彼(イギーはオス犬です)は、その犬並み外れた知能に加え「ザ・フール(愚者)」という砂でできた変幻自在の「スタンド」を使えることからスピードワゴン財団に保護され、「助っ人」としてエジプトで空条承太郎たちと合流させられます。
(※ちなみに「スタンド」とは、人間や動物などの生物の生命エネルギーと精神的エネルギーを、形を持った像「ヴィジョン」として出現させることができる「超能力」の一種とのこと)
イギーの使う「ザ・フール」というスタンドは、砂で形成されているため自由自在に姿形を変化させることができ、しかも攻撃しても砂が崩れるだけで、本体のイギーはダメージを受けることはありません。
そのほかにも翼を作ったり、人の形に変化したり、爪を作って攻撃したり、応用力は無限大です。
最強に見えるイギーですが、やはりプライドが高く人間を見下しているため、助っ人として合流した当初は「わが道を行く」といった態度で嫌々ついていき、誰にも従わない「野良犬気質全開」といった様子でした。
イギーの変わった「趣味」とは?愛犬に「イギー」と名付ける飼い主も?
そんなイギーの「趣味(?)」は、なんと「人間の髪の毛をむしりながら、顔の前でオナラをする」という最悪なもの。
相棒的な間柄のポルナレフは、しばしばイギーの「攻撃」に遭っています。
(画像出典:Pixabay)
またイギーの好きな食べ物は「コーヒーガム」と、これまた変わっています。
差し出されたガムではなく、箱の方に飛びついて「バリバリ クチャクチャ」と食べてしまうくらいなので、かなりの大好物なのでしょう。
このように、「従順で愛くるしいワンちゃん」とはとても呼べなさそうなイギーですが、意外にも『ジョジョ』の中では人気のキャラクターの1人(1匹)となっています。
InstagramなどのSNSで「#イギー」と検索すると、飼い犬のボストンテリアに「イギー」という名前をつけている飼い主が少なくないことがお分かりいただけるでしょう。
あの「ふてぶてしさ」がかえってかわいいことと、犬好きの子供を見殺しにできず命がけで戦うところなど、憎めないツンデレ要素が満載なところが人気の所以ではないでしょうか?
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