ねこのトイレトレーニングのコツ

ねこを飼って一番に困るのがねこのトイレをどうすればいいのかではないでしょうか。うまくトイレトレーニングが出来ないとうっかり床に置いといた大事なものの上におしっこが！！・・・なんてことになってしまうかも。そんなことになる前にきっちりトイレの場所を覚えてもらいましょう♪

ねこはとっても賢い！

最初に言ってしまいますが、ねこは厳しくしつけをしなくても自然とトイレの場所を覚えてしまうほどとっても賢い生き物です♪本能として砂の上でトイレをすることを理解しているので難しいトレーニングは必要ありません。だからといっておろそかにしてしまうとねこにストレスを与えてしまい、粗相の原因となってしまいます！なのでしっかりと環境を整えてしつけてあげましょう。

ねこを飼う最適な環境

まずは環境作りから始めましょう！既にねこやいぬを飼っている方は要注意です。
家で飼っているねこが先にいる場合、相性が重要になってきます。相性の悪いねこがいるとストレスを強く感じてしまい粗相の原因となってしまいます。また、相性は大丈夫でも先にいるねこが多すぎるとこれも粗相の原因となってしまうので気を付けましょう。
いぬの場合はねこよりも相性を気にしなくて大丈夫な場合が多いです。しかし、ねこを追いかけるようなわんぱくないぬの場合は要注意です。ねこといぬの生活環境は異なるので大事になることは少ないですが、ねこがストレスを感じてしまうことは避けられません。飼う場所を完全に離すなど対策を取りましょう。

ねこのトイレってどんなものがあるの？

環境を整えたら次に迷ってしまうのがどんなトイレを置いてあげるのが一番いいのかです。飼うねこと自分の手間を考えて選んであげましょう♪トイレは飼うねこの数プラス1個が目安です。
まずねこトイレは大きく分けて3種類あります。
箱型
一番オーソドックスな形になります。深さが浅い物が多いので大人のねこはねこ砂を飛び散らせてしまう可能性が高く、あまり向きません。ですが子ねこはある程度入りやすい方がいいので向いています♪また、一目でトイレをしたかどうかわかり、空気の入れ替えがしやすいという利点もあります。

ハーフドーム型
箱型と次に紹介するドーム型の中間のような存在です。箱型トイレの壁を高くしたような形になります。砂の飛び散りが少なく、お掃除が比較的楽なものになります。

ドーム型
外側からは中が見えないような形になるのでねこ砂の飛び散りがかなり少なく、お部屋が汚れにくいです。しかしその分ねこ砂の入れ替えが他の形に比べると手間がかかり、値段も高価になります。ただ、ねこが誰にも見られずにゆっくり排泄をすることができるので一番ストレスの少ない形となります。

トイレを選んだら次はトイレの中に入れるねこ砂です！こちらはトイレ以上に値段や原料が様々で種類が多いです。
なので代表的な3種類を紹介します。

鉱物系
吸水・脱臭に優れており、砂が細かいことが特徴です。排泄物を埋めてくれるのでしっかり臭いを防ぎます。しかし、砂に近いため粉塵が舞い気管支が弱い方にはお勧めできません。

木材系
抗菌・防臭に優れており、軽いことが特徴です。木材なので軽く、飛び散りやすいという欠点があります。

紙系
一番安価で軽くて持ち運びやすいことが特徴です。尿をするとその部分が固まるので分かりやすくお掃除もしやすいです。しかし、軽いので散らばりやすいとい欠点があります。

ねこトイレを置くのに最適な場所とは？

さあ、必要なものを買ったらあとは置く場所です！やはりどんなに消臭性が高いねこ砂を買ったとしても多少は臭ってしまうもの。なので食事をするようなところには置かないようにしましょう。
換気が簡単にできる場所や風通しの良い場所、そして神経質なねこの場合はそれに加えて人目のつかない場所という条件も追加して置く場所を考えてあげましょう。

そわそわがトイレのサイン

いよいよしつけです！本能でトイレの場所を理解しているとはいえ、やはり初めての場所にねこは戸惑ってしまうもの。しっかりとトイレの場所を教えてあげましょう♪
ねこがそわそわしてきたらトイレのサインです！ゆっくり近づいて抱き上げたらねこトイレにおろしてあげましょう。間違っても大丈夫です！ねこがトイレを覚える練習にもなります。
ねこトイレでしっかりトイレをしたら誉めてあげましょう。ねこにもその気持ちが伝わってすぐに覚えてくれるようになります。運が良ければ一発で覚えてくれますが、2~3回は繰り返してあげましょう。
ねこは綺麗好きなのでトイレをしたらなるべくすぐに汚れた部分の砂を替えるようにしてくださいね。せっかくトイレの場所を覚えても汚れていたら他の場所にしてしまいます。