災害時!ペットの為の心構えと防災グッズの準備

最近、地震、台風、大雨などの自然災害が多くなっていますね。
災害時には、人間はもちろんのこと、大切な家族であるペットの安全のための対策も万全にしておきたいですよね。
そこで、災害時にペットのために、ぜひとも日頃から準備しておきたい事・心がけておきたい事や物をまとめてみました。
ペットの為にしておきたい事
1、ペットと一緒に行動!
東日本大震災の時には、「ちょっと避難するだけだから、すぐ戻って来られるだろう」と考えて、犬などを家に繋いだまま飼い主だけ避難し、そのまま何ヶ月も帰宅できなくなる事態が多発しました。
避難所でのペットの受け入れ態勢がどのようになっているかも確認し、飼い主が避難する時には、必ずペットも一緒に行動させましょう。
2、ワクチン接種・登録(犬の場合)
避難所では、ペットはペットだけで専用の部屋などで生活する事も考えられます。
ワクチンの接種は、定期的に行っておきましょう。
また犬の場合は、登録も忘れずに!
3、しつけ
犬の場合、飼い主の命令に必ず従うようにしつけを行い、知らない人にむやみに噛み付いたりすることのないようにしましょう。
猫の場合も、トイレのしつけなどはしっかりとしておきましょう。
4、ケージ・キャリーバッグなどに慣らす
ペットと人間が一緒に避難する場合、周囲に動物が苦手な人がいることもあります。
そのため、ペットがケージやキャリーバッグを嫌がる事のないように、普段から家に置いておくなどして慣らしておくとよいでしょう。
5、マイクロチップ
万が一ペットが災害時に迷子になってしまった時のために、可能であればマイクロチップを埋め込んでおくと、より安心です。
獣医師に相談してみましょう。
ペットの為の防災グッズ
1、数日分のフードと飲料水・食器
救援物資が届いても、人間優先で、ペット用のフードはどうしても後回しになりがちです。
ペットが普段食べ慣れたフードを用意しておきましょう。
2、排泄用品
人間が災害時にトイレに困るように、ペットにとってもトイレの問題は深刻です。
犬の場合はペットシーツなど、猫なら猫砂など、使い慣れた物を用意しておいて、安心して用を足せるようにしてあげましょう。
3、簡易ケージやキャリーバッグ
「ペットの為にしておきたい事」でも紹介しましたが、ペットと一緒の避難生活では必ずといって良いほど必要になります。
普段から、家の中に置いて慣れさせておきましょう。
4、引き綱・首輪(動輪)・迷子札
災害時は、動物もパニックになって逃げ出すなどして、迷子になってしまうことがあります。
猫の中には首や体に何かを巻かれるのを嫌がる子もいますが、万が一のために普段から慣らしておくと良いでしょう。
胴輪は首輪よりも、すっぽり抜けてしまう心配がないので、おススメです。
5、鑑札(犬の場合)・注射の接種済み証・常備薬など
災害直後は動物病院が混乱したり、営業できないことも考えられます。
常備薬がある場合は、日頃から余裕を持って用意しておきましょう。
その他
上記の他にも、ペットの写真や健康メモなども用意しておくと安心です。
人間用に「非常持ち出し袋」を用意するように、ペット用の非常用品もキャリーバッグなどにまとめて、いざという時にすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
また、ペットと一緒に避難する「避難訓練」も、適宜しておくと良いでしょう。
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