ネコのしつけ・飼い主のとるべき態度

目次
家族と同じ存在の猫♪一緒に生活を共にする中で大切なのが、しつけ。言うことを聞かないからと叱ってばかりいても、猫も飼い主もストレスがたまってしまいます。一度、しつけに関して復習してみましょう!!!
猫と言うのは木に登る事がすごく簡単です。つかまるところがないカーテンにも登ったりすることがあります。ですから、きちんと登れる場所(キャットウォークなど)を部屋の中に確保してあげることが大切となります。
猫は基本的には足場がないところや、不安定な場所には登らせないようにしないと、落ちたりすることもあるので大変です。家具の隙間や本を積み重ねたりしているところにも注意は必要です。
~基本編~
猫には普段から話しかけたり、遊んだりスキンシップを取ったりとすることが大切です。しかし、遊んでばかりでは駄目ですよね。ここでは猫に対する「しつけ」を少しご紹介したいと思います。
猫が悪いことをしたら・・・
その場で怒るようにしましょう!怒ることによって猫はびっくりして、こちらの顔をうかがうような感じになって今している行為をやめるようになってくると思います。注意しなければならないのは、後から怒っても意味が無いと言うことです。何を怒っているのかが分からないからです。一度悪いことをして怒ったら、その行為に対しては全部怒るようにしましょう。気分によって、怒ったり怒らなかったりしては、猫はこれが悪いことだと認識しませんので、注意してくださいね。
しつけの悩み相談
飼い主のしつけの悩みは沢山あります。その中でも多い順番にまとめてみました。ご覧ください。
質問
猫に叩いたり、大声で叱ったりしたほうがいいの??
答え
叩いたり大声を出したりしないで、いけないことだと分からせる。
猫がいたずらをしているとき、飼い主は姿が見られないように身を隠しながら、床を手で叩きます。
猫は、雷でも落ちたのかと驚くことでしょう。
本当は、飼い主がこっそりやっていることですが、気づかれないようにすればいい。
それを繰り返しているうちに「これをしていれば嫌なことが起こる」ということを学習してしなくなります。
いわゆる「天罰方式」です。
ねこをしつけることは非常に困難です。(絶対的な順位がない、服従性がないため) ある状況で飼い主が優位に立って叱りつけてもその、その場限りでまた同じことを繰り返します。 十分に成長していない子ねこの段階であれば、盲目的に母に従うので比較的しつけがうまくいきます。
ねこにとって重要なのは安全かどうかであり自分自身の身に危険を感じない限りやりたいことをします。
飼い主が口うるさくしつけようとしても、ねこにとってはその行動が悪いとは理解せず、飼い主が自分を嫌っていると理解します。結果として飼い主との関係を解消させてしまうことになりかねません。初めからねこはしつけられないものと認識して飼うことが大事です。
猫の気持ち♡
実は・・・
ひとりぼっちで不安を感じた猫は、飼い主の匂いのする場所を見つけてそこに自分の分身ともいえる「ウンチ」を残し、安心感を得るという行動をとることがあります。自分と飼い主の匂いが同じ場所にあるので「ひとりじゃないね!」と自分勝手に安心しているのかもしれません。
猫の問題行動の一つに「分離不安」(ぶんりふあん)というものがあります。これは飼い主と常に一緒にいないと不安を覚えてしまう病的な状態のことです。この分離不安に掛かった猫のうち、不適切な場所で排便するものが何と35%もいるそうです。ですから、もし飼っている猫がトイレ以外の場所でウンチをしてしまったら、上記分離不安の可能性を考慮したほうが良いかもしれません。
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