愛猫介護日記(その1)~食欲の変化と体重減少

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我が家の愛猫ベンジャミンは、2020年12月27日に18歳となり、動物愛護協会から長寿表彰を受けました。

その約3ヶ月後から、ベンジャミンの介護生活が本格的に始まりました。

今回より数回に分けて、老猫介護の記録をお伝えしたいと思います。

病気がちながら18歳を迎えた愛猫

我が家の愛猫は、7歳頃から何度も深刻な病気にかかり、大手術をしたり、時には命の危機に瀕したりもしてきました。

それでも奇跡的に回復し、気付けば18歳と長寿猫の仲間入りを果たしていました。

猫の18歳は、人間なら90歳くらいに該当すると言われます。
(※品種・個体により差があります)

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それでもベンジャミンは、若干の衰えは出始めたものの、元気なまま生活を送っていました。
少なくとも、家族の目にはそのように見えていました。

コロナ禍の最中に気付いた愛猫の「異変」

最初に明らかな「異変」に気付いたのは、2020年4月のことでした。

この頃、世間では新型コロナウイルス流行による、最初の緊急事態宣言が発令されました。
飼い主である筆者もその影響で仕事が激減し、それまでの多忙な日々から一転、自宅に籠り家族や愛猫と過ごす時間が増えました。

そんなある日、当時17歳だった愛猫の食欲が減り、便秘気味になっていることに気付きます。

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しばらく様子を見て、心配になったのでかかりつけ獣医師に相談し、それまではドライフード中心だった食事をウェットフードと併用にするなど工夫すると、ほどなくして便秘は解消しました。

 

止まらない体重減少

しかしベンジャミンの身体には、他にも気になる兆候が現れていました。

それが、急激な体重の減少です。

ベンジャミンは若い頃、短毛種の猫の中ではかなり大柄な方で、最高時で体重が7キロ以上ありました。
さすがにその体重だと多すぎたようで、糖尿病を発症し獣医師に注意されたこともありました。

14歳の時に体調を崩し倒れてからは、5.5~6キロくらいを維持していましたが、緊急事態宣言でステイホームを強いられていた時期に何気なくベンジャミンを抱き上げた時に、それまで感じたことのなかった「軽さ」を感じ、体重計で計ってみることにしました。

猫の体重は、まず人間が猫を抱っこした状態で人間用の体重計に乗り、そこで出た数値から人間の体重を引いて算出します。

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ベンジャミンの体重は2020年5月17日の時点で、以前とあまり変わらない5.5kg。

しかし同じようにして何度か計る度に、ベンジャミンの体重は少しずつ、でも確実に減少していきました。

(2020年)
5月17日 5.5kg
5月18日 5.4kg
5月21日 5.3kg
7月7日 5.1kg
7月17日 5.0kg
8月7日 4.7kg
9月1日 4.6kg

さすがの筆者も、これには不安を隠すことができませんでした。

petofuku編集部

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