我が家の愛猫が「長寿表彰」を受けました!

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ペットの世界にも「高齢化」の波が…

ペットフードの開発、獣医学の進歩、室内飼育の一般化などにより、ペットの寿命は近年大幅に伸びました。
それに伴い、ペットのかかりやすい病気や多い死因にも、以前とは変化が起こっています。

ペットも人間と同じように「高齢化社会」を迎えたといってよいでしょう。

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公益財団法人日本動物愛護協会では、そんなご長寿ペットを表彰する制度を設けています。
我が家の愛猫も、2021年に入りこの表彰を受けました。

「長寿動物表彰」とは?何歳から申請できるの?

長寿動物表彰は、単なるペットではなく「家族の一員」として生活する犬や猫が、飼い主により適正に飼育されて表彰年齢を迎えることができたことで、その動物を「人と動物の共生の模範」として表彰する制度です。

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(画像出典:いらすとや)

それは長生きしたペットに対する表彰であると同時に、そのペットを長生きさせた飼い主に対する「感謝状」の意味合いも持ちます。

表彰を受けることができる年齢は、2017年4月までは「17歳以上の犬猫」とされていましたが、その後さらに「ご長寿」と呼ばれる年齢まで生きる犬猫が増えたことで、小型犬・中型犬・大型犬・超大型犬・猫で、それぞれ変更が加えられました。

猫の場合は、「17歳以上」から「18歳以上」に引き上げられました。
我が家の愛猫も2020年12月に18歳の誕生日を迎えたため、表彰を受ける運びとなりました。

長寿表彰の申込み方法は?

さて、長寿表彰の申込みをするには、「申請書・アンケート」「年齢・生存証明書」「申請するペットの写真」の3種類の書類を揃える必要があります。

「申請書」は、日本動物愛護協会のHPからダウンロードできます。
1枚目の用紙には、飼い主の名前や住所・電話番号などと、ペットの名前・種類(犬か猫か)・体重・生年月日・性別・ペットとの思い出やメッセージなどを記入するようになっています。

2枚目は、ご長寿の秘訣について飼い主として心がけていることや、日頃の健康管理についてのアンケートとなっています。

「年齢・生存証明書」もHPよりダウンロードが可能です。
ペットの年齢は、血統書付きのペットなら血統書でも確認できますが、「そのペットが生存しているかどうか」は血統書では判断できないため、かかりつけ獣医師による診断書や検査結果、予防接種の証明書などが必要となるのです。
筆者の愛猫の場合、HPよりダウンロードした用紙にかかりつけ獣医師より記入してもらい、それを提出して受理されました。
注意点としては、項目全てを獣医師に記入してもらうことと、記入日から1ヵ月以内のものを送ることです。

「ペットの写真」は、何歳の時のものでも良いとのことなので、なるべく写りの良い写真を選んであげましょう。

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日本動物愛護協会HPを見ると、過去に表彰された「ご長寿ペット」を見ることができます。
表彰されるペットは年々増えているということで、その分飼い主さんから愛情を注がれて長生きする子が増えているのだと、嬉しくなりますね。

【参考】公益財団法人 日本動物愛護協会

petofuku編集部

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