猫あるある?どうしてうちの猫は蛇口から直接水を飲むの?

なぜか蛇口から水を飲みたがるうちの猫。なんで?
猫はときたま、人間から見ると「なぜ?」と思うような行動をとることがあります。
我が家の愛猫・ベンジャミンは若い頃、流し台に上って蛇口から水を飲んでいました。
またTVのペット番組では、ウォーターサーバーから水を飲む猫が紹介されていたこともあります。
「猫に蛇口から直接水を飲ませるなんて、なんか不衛生じゃない?」
という声が聞こえてきそうですが、そんな意見を知ってか知らずか、猫は蛇口に直接口をつけることなく、器用に出てくる水だけを飲んでいます。
もちろん、猫用の水入れにはいつも新鮮な水が入っています。
にもかかわらず、なぜ猫はわざわざ蛇口から水を飲もうとするのでしょう?
蛇口から水が出ることこそが「なんで?」と好奇心をそそられる!
実は猫は、若ければ若いほど「好奇心の塊」のような生き物です。
人間の子供と同じように、「あれ、なんだろう?」と興味を持てば、何でも見たり触ったりしてみたくなってしまいます。
水も、子猫や若い猫にとっては不思議で「なんだろう?」と思うもの。
それが蛇口から出てくることが、猫にとってはとても興味をそそられるのです。
中には流し台に入り、蛇口から出る水を捕まえようとしているのか、前身びしょ濡れになりながら前足でバシャバシャしている猫もいます。
「『猫は水が嫌い』なんて、ウソだったのでは?」
と思えるような光景です。
流し台を水浸しにされる飼い主にとっては、たまったものではありませんね(笑)
年齢を重ねると多くの猫はやらなくなる?
多くの猫は、年齢を重ねて水が蛇口から出ることを「普通のこと」と学習するにつれ、「水遊び」はしなくなっていきます。
しかし猫によっては、いくつになっても蛇口から水を飲むことがあります。
我が家の愛猫は、高齢になり流し台へ跳び乗れなくなるまで、流し台に上って蛇口から水を飲んでいました。
どうやら、「蛇口からは『冷たい水』と『温かいお湯』の両方が出てくる」ということを学習したようで、真夏には「冷たい水」、冬には「熱すぎないお湯」、それ以外の季節は「常温の新鮮な水」を出してくれと家族に要求していました。
高齢となった現在は、季節によって最適な温度の水を、人間が猫用の水入れにこまめに入れてあげるのが決まりとなっています。
猫によっては
「蛇口やウォーターサーバーからは、一年中ちょうどいい温度の水が出てくる」
ということを学習する場合もあるようですね。
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