猫を迷子にさせないための7つの注意点

CAT

かわいがっている愛猫を失うことは肉体的にも精神的にもダメージが大きいです。

うちの猫は大丈夫という過信は危険です。

迷子にならないようにする予防策をご紹介します。

 

犬と猫は違うことを知っておきましょう

 

animals-2198994_1920

まず犬と猫は違う生き物だということを理解しましょう。

同じように人と生活をともにしますが、性質は全然違います。

しかし最近は、猫を犬と同じように扱う人が増えてきました。

 

ちょっとしたお出かけや旅行に猫を連れ出したときに、猫が迷子になることは決して珍しくありません。

 

犬は首輪やリードが外れてしまうことはあまりありませんが、猫には頻繁に起こりえます。

猫の体は柔らかく、滑らかな毛質なので首輪が抜けやすいですし、多くの首輪は猫に危険が及ばないように外れやすくなっています。

 

首輪が抜けたり、車の扉を開けた瞬間に飛び出してしまった場合、猫を捕まえるのはかなり困難です。

猫は犬と違って呼んでも戻ってきません。

そのようにして高速道路のパーキングに置き去りにされた猫が何匹もいます。

 

猫と旅行したい人も最近は多いようですが、外出にはかなりの注意が必要です。

 

基本的に猫は知らない場所が嫌いですし、犬と違って何処かにお出かけするより家でゆったりしているのが好きな動物です。

もしお出かけするときは必ずキャリーに入れ、不用意に車中で放したりしないようにしましょう。

 

キャリーの開閉に注意する

 

cat-1815872_1920

不必要なお出かけは避けても、獣医に行かなければならないときはあります。

そんなときはキャリーに入れていきますが、キャリーの扉が完全にしまっていることを確認してください。

病院に入る手前、もしくは病院から出てきた瞬間にキャリーの扉が開いてしまい、脱走されてしまうときがあります。

この場合、病院は猫が住み慣れた自宅周辺ではありませんから完全な迷子になる可能性が高いです。

 

マイクロチップをつける

万が一迷子になってしまったときのためにマイクロチップを装着しておくのも予防のひとつです。

マイクロチップの装着は数千円で行うことができます。

 

海外ではマイクロチップの装着が義務化されているところもあります。

日本では普及率が低く、地方の獣医では取り扱わないところもありますが、万が一の殺処分を免れる最終手段としてお守りに装着しておくといいでしょう。

だたし、マイクロチップの装着自体は迷子になることを防げませんから日頃から注意が必要です。

 

避妊去勢をして、完全室内飼育にする

 

cat-2360849_1920

避妊去勢をしていないと、発情期に相手を求めて家出してしまう可能性が高いです。

発情は本能であり抗うことはできないものなので、飼い主への慕情より本能に従ってしまいます。

また、避妊去勢をしていても野良猫などの発するホルモンなどに刺激されてしまうときもあるので、完全室内飼育を心がけまししょう。

 

ハーネスにも注意が必要

ハーネスを付けて散歩する猫もいますね。

ハーネスも犬の場合と違って猫はするりと抜けてしまいます。

猫は術後服なども簡単に脱ぐことができるので洋服型のハーネスであっても要注意です。

筆者の個人的意見としては、猫は環境を整えてあげれば室内だけで生活できるので、命がけで散歩に行く必要はないと思います。

 

首輪をつける

 

脱走対策として連絡先の書いてある名札の付いた首輪をつけておくのも一つの方法です。

迷子札のおかげでお家に帰ることができた子もいます。

ただし、首輪は抜けてしまう可能性がありますし、取れにくい首輪は猫にとってかえって危険です。

 

呼んだら来るように訓練する

 

cat-932269_1920

猫の訓練やしつけは犬と違ってかなり難しいです。

猫は人間の言うことに従う習性がなく、したいことをしたいようにするからです。

人間への愛情があっても、人間の命令に従うかどうかは別問題です。

 

しかし迷子対策として呼んだら来るようにする、もしくは何かの音でそばに来るように練習をすることはできます。

例えば食器をスプーンで叩く音がしたら、特別なおやつを上げるなどの行為を繰り返すと、音がすると来るようになりますね。

 

万が一のときのために日頃から読んだら来るように練習しておくといいですね。

 

 

petofuku編集部

17,726 views

ペットとの暮らしに役立つアイディアや、ライフスタイル、ペットに関わるトピックスなど、最新情報も含め発信しています。動物病院に関する情報もお届け。

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。