今年は戌年♪Eテレ0655の今年の干支ソング「ポチが通ります〜」
今年の主役は犬の「ポチ」
これまでもNHK・Eテレの人気番組「0655」「2355」の中では、動物たちが活躍してきました。
このサイトでもご紹介した「猫入りTuesday」や、2017年の干支ソングの主役「庭野トリ彦」なども大人気でした。
そして2018年は戌年です。
今年1年を代表する干支ソングの主役は、白い犬の「ポチ」です。
(画像出典:NHKオンライン/Eテレ)
ポチは、元々5匹兄弟として生まれました。
子犬たちは全員母犬の「シロミ」に似て、白い毛皮を持っていました。
でもポチだけは、お尻のところにポチッと黒い模様があったため、そのまま「ポチ」という名前がつけられたのだそうです。
その黒い模様は、ポチが成長して毛が生え変わるのと同時になくなり、ポチは真っ白な成犬となりました。
こういう現象は比較的よくあることのようで、筆者の親戚の家に飼われている猫はポチとは逆に、子猫の頃は白かった鼻の下の口元に、大人になったらホクロのようなポチッとした模様が現れました。
今年の干支ソングってどんな歌?
そんな白い犬のポチは、ご近所の人気者です。
ポチが通るとみんなが笑顔になるのですが、その理由はポチが白い犬で「尾も白い(おもしろい)犬」だから、とのこと。
この歌の出だしから想像もつくように、2018年の干支ソングは「駄洒落」が満載です。
たとえば、ポチの憧れの食べ物は「ポーチドエッグ」。
これも「ポチドエッグ」からで、歌に登場する猫に「ポーチドエッグじゃないの?」と突っ込まれています。
ポチの尊敬する犬は、病弱な主人の代わりに江戸から片道15日かかる伊勢へ「お伊勢参り」に行ったことで知られる忠犬「おかげ犬」。
徳島県の「おさん」や福島県の「シロ」などが「おかげ犬」として有名ですが、ポチもそんな「おかげ犬」と同じように、お伊勢参りに行きたいのだそうです。
伊勢神宮のある三重県伊勢市では現在も「おかげ犬サブレ」などのお土産が販売されています。
(画像出典:おはらい町 五十鈴茶屋)
犬が干支のこの位置にいるわけとは?
ところで、12種類の動物が並ぶ干支の中で、犬が全体の11番目で「申・酉」に続くこの位置にいるのは、なぜなのでしょうか?
民話の中では、このように伝えられています。
「犬猿の仲」という言葉があるように、元々猿と犬はとても仲が悪いとされていました。
干支の順番は、神様が動物たちに元旦の朝に挨拶をしに来るようにというおふれを出し、早く来た順に決められました。
ところがその時に、猿と犬が喧嘩を始めてしまい、その仲裁に入ったのが鶏だったため「申・酉・戌」の順番になりました。
確かにこの3種類の動物は、決して足が遅いわけではなさそうなのに、十二支の中でもいちばん後ろの方。
猿と犬の喧嘩とその仲裁でバタバタしている間に、他の動物に次々と抜かれ、到着が大幅に遅れてしまったのかも知れませんね。
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