スコティッシュフォールドの飼い方

スコティッシュフォールドと暮らしたい!
スコティッシュフォールドとは、垂れた耳とまるい顔が特徴的な猫です。
その愛らしい姿から非常に人気の高く、多くの人が一緒に暮らしてみたいと思うのではないでしょうか。
では実際にスコティッシュフォールドを飼うことになったら、どんなことに気を付けたらよいのでしょうか。
食事について
運動量が少なめなので、市販のキャットフードで問題ありません。
しかし栄養をバランスよくとるために「総合栄養食」と表示されていいるものを選びましょう。
肥満には要注意です。
お手入れについて
耳が垂れているために通気性が悪く、内耳炎や外耳炎などのトラブルを起こしやすいです。
こまめに耳の中をチェックしてあげて、汚れが溜まっていたら掃除をしましょう。
耳掃除のやり方は、カット綿や綿棒をぬるま湯やベビーオイルで濡らし、猫の耳をやさしく持ち上げて内側をやさしく拭いてください。
このとき注意すべきことはあまり奥まで掃除しないこと、綺麗にしすぎないことです。
あまり頻繁にする必要もありません。週1程度で十分でしょう。
なにか異常があればすぐに動物病院へ連れていきましょう。
ブラッシングはショートヘアータイプが朝夕1回ずつ、ロングヘアータイプは朝夕1回ずつのブラッシングと一緒にコーミングも行い、むだな毛を取り除いてあげましょう。
シャンプーはショートヘアータイプが月1回、ロングヘアータイプが月2回程度が良いでしょう。
爪切りは定期的に行うと、家の壁などで爪とぎをされるのを防ぐことに繋がります。
また伸びすぎた爪はカーテンなどに引っかかり、けがの原因にもなります。
目のまわりが汚れたら、カット綿などの柔らかいもので拭いてあげましょう。
目やにをそのままにしておくと目を前足でごしごしとこすって角膜を傷つけてしまったり、細菌の繁殖や涙やけを引き起こします。
運動について
スコティッシュフォールドは運動量が多くない猫。性格も穏やかなのであまり激しく走り回ることも少ないです。
運動をさせるために、猫用のおもちゃで一緒に遊んであげるとよいでしょう。
とてもよいコミュニケーションになりますし、その程度で十分に運動不足が防げます。
キャットタワーを部屋に置くのも効果的です。
最後に
スコティッシュフォールドは、耳の病気のほかにも遺伝性の骨の形成異常を起こしやすいので、普段からよく様子を見ていなければいけません。
しかし性格は温和で優しく、大きな声で鳴いたりすることもないために非常に一緒に暮らしやすい猫です。
マンションなどの集合住宅でも問題なく過ごせるでしょう。
猫を飼うのがはじめての方、多頭飼いをしたい方にもおすすめです。
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