ワンちゃんもびっくり!リードを付けて外をお散歩する猫について

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お散歩する猫

筆者の近所に、犬と同じようにリードを付けられ、飼い主と散歩をする猫がいます。
本人(本猫?)は嫌がる様子もなく、尻尾をピンと立て、嬉しそうに歩いています。

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(画像は我が家のベンジャミンです)

しかし、その猫とすれ違う犬はさすがにびっくりするようで、怖がる犬もいれば、警戒する犬もいます。

なぜ猫を「散歩」させるの?

このように、日本では珍しい「猫の散歩」ですが、実は海外ではそれほど珍しくはないようで、実際にリードを付けて猫を散歩させている動画も、インターネット上に公開されています。
それを見て「いいなー、うちの猫とも一緒にお散歩してみたいな」と思う飼い主さんもいれば、「自由が好きな猫を紐で繋ぐなんて、かわいそう!」と思う方もいるでしょう。

猫の場合、生まれてからずっと室内のみで飼われていれば、外へ出られないことに対してストレスはあまり感じません。
家の中が「自分の縄張り」という意識が身に付くためです。
しかし、元野良猫だったり、保護してきた猫などの場合は、それまで自由に外を歩き回っていたのに、それができなくなることが、大きなストレスとなります。

現代の都会は、車などの危険が多く、愛猫を外へ自由に出すことは難しいと感じる飼い主も多いでしょう。
そこでリードを付けて、飼い主同伴で外を歩かせてあげるという方法をとる飼い主もいるのです。

また、災害などで避難する際には、猫も飼い主と一緒に安全に避難したいですよね。
そのために、日頃からリードに慣らす訓練をする飼い主もいます。

猫を「散歩」に連れていく方法

それでは、猫にリードを付けて一緒に散歩を楽しみたい!という飼い主さんは、どうしたらそれができるのでしょうか?

ある程度成長した猫は、それまで身体に付けられたことのない物を付けられることを嫌がる子がほとんどです。
大人の猫に、いきなりリードを付けて散歩などさせようものなら、まず全力で抵抗されるのは間違いありません。
我が家の猫も、首輪、リード、洋服など、とにかく何かを着せられたり巻き付けられたりすると、不快感をあらわにします。

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そこで、首輪やリードも、できるだけ小さい頃から慣れさせるのがおススメです。

TV等で、生まれたばかりの子犬や子猫の首に、それぞれ色の違うリボンを付けられているのをご覧になったことがありませんか?

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あれは、生まれたばかりの赤ちゃんの個体識別をするのと同時に、首輪に慣れさせるという目的もあって付けているのです。

小さい頃からリード付きで飼い主と一緒に散歩に出かけることに慣れている猫は、大人になっても「それが当たり前」になっていて、抵抗なく一緒に散歩を楽しめるでしょう。

最初は外ではなく、家の中でリードを付けて歩かせることから始めるといいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今度子猫から猫を育てる機会があったら、一緒に散歩に行ける猫に育てよう!と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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ただし、猫は一度外の楽しさを覚えてしまうと、何度でも行きたくなってしまうものです。
そのため、飼い主の都合で散歩に行けない日が続くと、そのことがストレスになってしまう場合もあるので、その点は注意しましょう。

petofuku編集部

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