老犬のトイレ・トレーニング② 再訓練がうまくいかない場合の対処法

トイレを失敗してしまうようになったら再訓練が基本ですが、年齢などによりうまくできないときがあります。
その際の対処法です。
犬がいる場所を限定する
トイレを失敗するようになってしまったら、家中どこにでも行ってもいいのは飼い主さんが常に監視できるときだけにしてください。
監視が行き届かない場合は、カーペットなどがある部屋や粗相されては困る場所には犬は入れないようにしましょう。
留守時などはサークルなどを用意してその中に犬を入れておくことも一つの方法です。
ただし閉じ込めっぱなしは絶対にやめましょう。
サークルの活用
サークル内にトイレシートを敷き詰め、サークルの中でならどこでも排泄をしてもいいようにしておきます。
これなら失敗することはありません。
これはトイレシートの上で排泄をすることを習慣づける方法です。
上手にできたら必ず褒めてあげましょう。
ときどき、サークル内では絶対にトイレをしない犬もいます。
その時は犬がいる部屋全体にトイレシートを敷いておきます。
犬は決まった場所にトイレをすることが多く、その場所がわかったら徐々にシートを減らし、いつもトイレをしてしまう場所にだけシートをしいておきます。
シートの上での排泄が習慣づけられたら、トイレの場所を徐々にトイレにしたい場所に移動します。
シートの上でトイレができたら必ず褒めてあげてください。
失敗する場所をトイレにする
人間がトイレにしたい場所ではなく、犬がしたい場所をトイレにする方法です。
失敗を繰り返す場所があるはずなので、そこをトイレにしてしまいます。
人間的に適切な場所でなくても、とりあえずトイレができるようになれば当面の間はよしとしましょう。
人間がトイレとして使用したい場所にもシートを敷いておいてください。
シートの上で排泄することに慣れれば徐々に決めた場所でもできるようになります。
マナーパッドを使う
どれも効果がなく、まったくトイレを覚えてくれなくても絶望しないでください。(筆者の経験ではまったくトイレが覚えられない子はいませんが)
マナーパッドを使用すればトイレのそそうで家が汚れることはだいぶ回避できるでしょう。
かわいいマナーパッドがたくさん売られています。
床材を変える
床がカーペットや畳など、そそうの後始末が大変はな床材だと飼い主の悩みは深まります。
フローリングなど掃除しやすい床材にしましょう。
床材をそっくり変える金銭的にも困難ですが、クッションフロアシートなどは安価で上に敷けばいいだけなので簡単に掃除をしやすい床にすることができます。
クッションフロアシートは安価なものだとすぐに破けたり、おしっこが浸透してしまったりするので、耐久性があるしっかりしたものを選んでください。
寛容になる
愛犬のトイレの失敗は珍しいことではありません。
失敗しても神経質にならないことも楽しく暮らす秘訣です。
全く失敗しない犬の方が珍しいです。
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