犬が運動不足のときの6つの兆候
どんな犬の種類であっても外に連れ出して運動させる必要があります。
運動の量は犬によって異なり、散歩程度でいい犬種もあれば、もっと活発に動く必要がある犬種もいます。
すべての犬が健康で幸せに過ごすためには運動は欠かせません。
犬の運動が十分でないときの兆候をご紹介します。
破壊行動
一番わかりやすい行動が破壊行動です。
子犬は運動不足でなくても家具などを壊してしまう場合もありますが、家の中での生活に慣れた成犬が破壊行動をするときは運動が足りてしないことが考えられます。
退屈な気持ちやたまったストレスを、ものを壊すことで発散しているのです。
攻撃的になる
犬はほかの犬に対して警戒心を持つことは珍しいことでも異常なことでもありません。
しかし度が過ぎていたり、常に乱暴なふるまいをすしたりするときは、運動不足が関係している可能性もあります。
破壊行動と同じようにたまったエネルギーをほかの犬に向けているのです。
十分運動している犬は余計なことにあまりエネルギーを使わないものです。
無駄吠えする
運動不足でほかのことにエネルギーを費やさざるを得ないと無駄吠えが多くなります。
十分運動をしている犬は家では静かに過ごすことができるものです。
落ち着きがない
いつも動き回り、落ち着きがない様子のときも運動不足が疑われます。
運動が足りていて落ち着いている犬は飼い主が静かにしているときは、犬も静かにできるものです(子犬のときはできません)
ドックランで十分運動してきた後などは、家で静かにしているはずです。
それができないということは運動不足の可能性があります。
体重が増加する
人間も犬も太る原因はほぼ同じです。
摂取したカロリーよりも消費するカロリーが少なければ、肥満につながりますね。
運動が足りないと当然カロリーを消費することはできませんから体重は増えます。
犬も肥満は健康にとっていいことは何もありません。
特に犬は関節炎を発症しやすく、シニア犬にとっては、関節炎は犬の幸せな生活を奪ってしまうことになります。
元気がない
犬もうつ病になると言われています。
犬は感情豊かな動物ですから、心の病気になっても不思議ではありません。
人間のうつ病も外に出ること、運動することが無関係ではないとされています。
元気がない、何にも興味を示さないなどの様子が見られたら運動が足りていないのかもしれません。
運動で十分エネルギーを発散させる
散歩や遊びなどで十分にエネルギーを発散せることができた犬は、本当に扱いやすく、家では静かに過ごします。
筆者は実体験でそう言えます。
困ったなと思う犬の行動は十分な運動をしさせすれば解決できることもあります。
運動をさせることで犬との平和な暮らしができるということです。
さらに健康のためにも必要なことです。
犬を散歩に連れて行かない、連れていけない、もしくは外出や散歩が嫌いな人は犬を飼うべきではないでしょう。
散歩に行かなくてもいいペットを選んでください。
運動はシニア以後の生活に影響が大きい
運動することは犬を家の中で静にさせることにだけに役立つわけではありません。
運動することによって筋肉をつけ維持することは、犬がシニア以上の年になったときに健康的な生活を送れるかどうかに大きく関わってきます。
犬のほとんどが関節炎を患うとされていますが、これを予防するためにも運動は必要です。
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